雑記

白いワニに囲まれています。

懐古

電車のはじっこの席が好き。

寝てしまうけれど。こないだは寝ていないのに乗り過ごした。

 

季節は秋を飛び越えて冬になってしまった。全てが平年並みのように進んでいく一年があってもいいんじゃないかな、と思う。今月の頭には真夏のような暑さが街を埋めていたなんて信じられない位。腕時計が欲しい。60年代のセイコーの時計とかなら手が届くかな。古いものにはどうしてこう、心惹かれるんだろうな。現代までその形を残している、古いものはいい、ある種の生存バイアス。90年代Barbourも手に入れてしまったし、一層古びた人間になってしまう。音響機器も古いものの方がもてはやされている印象があるな。デジタル機器はさておき、ギターやアンプ、マイクなんかはヴィンテージ市場がすごいことになっているし。良いものを作ろうという気概は、どうも昔の方が旺盛だったんじゃないかな、なんて思う。

 

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Leitz minolta CL / Leica Summitar 5cm f2 / Kodak ColorPlus 200 にて撮影。ヴィンテージ機材の一種。被写界深度が浅すぎて花が溶けてしまっている。

 

自分が生まれてからの時代はどうだろう。失われた何年、なんて呼ばれたりしているみたいだけど、それしか知らないなんて虚しい気分になったりもする。とても嫌な時代だ。語れるほど知っているわけではない。一種の諦めなのかな。

 

疲れてしまったな。助けて欲しいなあってずっと思い続けてる、疲れた。