雑記 〜音楽と機材とその他アレコレ〜

音楽や機材の話を記します。半分備忘録です。

Human Nature

 今日は珍しく、現代ジャズを聴いています。(現代ジャズがよくわかっていない。)

 


Vijay Iyer Trio: NPR Music Tiny Desk Concert

 

Vijay Iyer (ヴィジェイ・アイヤー)というNYのピアニストです。素敵です。

とある後輩から「Abletonマジでいいっすよ」という助言を受けたのでインストールしてみました。が、どんな風に手懐けていくべきか全くわからなかったので、とりあえずどんなアーティストが使っているのか調べてみました。tofubeats氏とかSkrillexが使っているのは知っていたので、エレクトロとかEDM界隈の人に特化したソフトなのかと思っていました。(実際それも間違いではないのですが)

 しかし、使用アーティストの中にこのヴィジェイ・アイヤー氏が名を連ねていたのです。気になって聴いてみて、「超カッケーーー」となってずっと流しております。

 こういう風に細かく構築された音楽は大好きです。その中に即興性があるともっと好きです、そんなバンドがやりたい。当面はAbleton Liveと仲良くして、Garagebandで作った曲を元にビートメイクしたりできたらな、と考えてます。

 

 僕が、「細かく構築されたもの」が好きなのは、音楽に限った話ではなく、様々なジャンルにおいて、そのような感情を抱きます。例えば、自動車のエンジンの設計であったり、飛行機の翼、建築、機械式腕時計、あとは写真や絵画であってもその構図や制作技法などに深く感銘を受けたりします。

 加えて、人間の手が加わっていない、構築されたものも大好きです。自然が生み出した秩序というか……。高校生の頃はバイオテクノロジーの分野に進もうと思っていたくらいです。

 精密にできているものの美しさは、秩序と、その裏側にある、バランスを少しでも崩したらダメになってしまう儚さにあると思います。シトロエンの画期的なハイドロニューマチックというサスペンションシステムは数十μmの誤差も許さないほどの繊細さだったそうです。(そのせいで故障が多い。)しかしその乗り心地は、他の追随を許さないものだったとか。

 

ヒトの身体も複雑さと儚さを内包していると感じます。5月に父方の祖母を亡くしましたが、今度は母方の祖父の調子が悪いようです。脳に異常なタンパク質が蓄積していってしまって、脳がスポンジ状になり、もうあと少しの命だとか何とか、と現実感のない話を聞きました。タンパク質のコードミスなんて、人間の体全体で見たらそれこそ数十μmか、いやもっと微小な世界の話なのに、バランスを崩して複雑な構造を奪い去ってしまうんですね。

 僕が大学に入学してからずっと大学近所の有名とんかつ屋に行きたい、駐車場はあるか、連れて行け、と話してくれた祖父。先々月会った時に休業したと伝えるとかなり残念そうにしていました。今はもう目も見えていないし話すこともできないそうです。

 月並みですが、後悔のないように行動することを心がけていきたいですね。

 

 音楽を聴いて何とかやっていってるこの頃です。


Vijay Iyer Trio - Human Nature

 

 

今日はここまで。