雑記 〜音楽と機材とその他アレコレ〜

音楽や機材の話を記します。半分備忘録です。

君が泣くなら


Lamp - 君が泣くなら

 

冬フェスの練習ばっかりで、ろくに音楽を聴いていなかったので、久しぶりにLampを聴いています。

Lampの君が泣くなら、が流れています。左右に配置されている様々な鍵盤楽器の音色、綺麗な歌詞、メロディ、要所要所でのキメなど、なかなかに聴きどころが多い曲です。歌詞の内容としてはまあラブソングなのですが、「春風は まだ強く 薄化粧を 攫って行く」とか「渦巻く夢の欠片は まだ闇い春の街を彩る」みたいにすごく綺麗な表現が使われています。歌詞は詩であるほど好きなので(日記のような歌詞はあまり好みではない。でも林檎好きなのはなんでだろう……)、横溢する耽美な言葉たち…なんて言ってしまうとダサいのですが、まあ大好きです。

 

最後のサビ前、Cメロ部でmoog?のサウンドがメロディとユニゾンするところも大好きです。全体的なリズムの構成、練られた管楽器のアレンジなど、勉強になるところもたくさんあります。バンドで演奏できるかはさておき、こんな曲ができたら幸せだろうなと思います。

 

昨年9月の東京キネマ倶楽部でのライブでもこの曲は演奏されていました。思い返すとあのライブは自分自身のなんていうか、音楽への思いみたいなものを再構成するくらいのインパクトがありました。上野・鶯谷の街を歩き、美味しいコーヒーを飲み、他愛もない話をして、素晴らしいパフォーマンスを目の当たりにして。

 

僕はどんなものが残せるだろうか。

 

色々と最近は考えることが多いです。アレコレ浮かぶ思考の断片の中にはくだらないもの、如何しようも無いもの、などがあります。考えなくてもいいようなことが浮かんでくる時はどうすればいいんだろう。「考え」に対して「浮かぶ」という言葉を当てた人の感性は素敵だな。ぷかぷか浮いてくる考えを沈めるにはどうしたら良いのでしょうか。誰かこっそり教えてね。

 

https://youtu.be/JsX-hmWSX3w


Conversa de Botequim - Dori Caymmi & Gal Costa

 

 

ドリ・カイミを聴いて寝ます。

 

 

今日はここまで。

 

 

人生は夢だらけ

先日、私は誕生日を迎え、22歳になりました。早いねえ22歳だって、もう大人だよね。いつから子供じゃなくなったのかはわからないし、いつから大人になるのかもわかりませんが。高校生の時の倫理の授業で「そもそも『子供』という概念自体中世以降に成立しました」、みたいなことを習ったような記憶がありますが、どんな文脈でそんな話が出てきたのかさっぱり覚えていません。内容より、しきりに倫理の先生のモノマネをしていたことを思い出します。

 

思えば東京事変が好きでベースを初めて、気がついたら22歳になっても楽器を触っています。深夜のスタジオ終わり、電車に揺られながら0時をまわって「年を越した」のは、幸せなことなのかなあ、などと思います。きっとこの先も音楽は僕の生活について回るんだろうな(楽器は弾かなくなっちゃうかもしれないけどね)。

 

 

さて、僕の誕生日ということはNAMMショーの季節ですね!たのしい!!

個人的に今回おっ!っと思ったのは、Audientの新作オーディオインターフェース、「Sono」、Petersonのストロボチューナーです。

 


Audient Sono Demo and Examples - Guitar Recording Interface

 

USB-Cで接続するオーディオインターフェースです。何より見た目が可愛い。可愛すぎる。昔のAltecみたいな色してる。可愛くて欲しい。主に宅録ギタリスト向けらしいですね。来年も継続して宅録おじさんをやっていく予定なので、働き出したら欲しいです。多分10万円あれば買えるでしょう。

 

んで、こっちはチューナーです。

www.petersontuners.com

 

可愛い。文字が若干丸いところと、色が何種類かあるところ、あと筐体が特に。亀田さん昔からPetersonのストロボチューナー使ってて、「フットチューナー買うならPeterson」って決めてきてたんだけど、如何せん筐体がでかいのと、高価なので買えず、結局未だにフットチューナーは持っていません。なのでこれを機に買おうかな〜。もっとも、ライブやる機会も減るからフットチューナーいらない気もするんですけれどね。

 

 

NAMMショーに出品されていた楽器、誰か僕にプレゼントしてくれてもいいんですよ。誕生日だし。

しかし何歳になっても友人とかお世話になっている先輩お世話している(?)後輩に祝われるのは嬉しいものですね。やっぱりまだ子供なのかもしれない。


椎名林檎 – 人生は夢だらけ

 

 

 

今日はここまで。

 

時間を名乗る天使

 寒いですねー本当に。

昨日は市内を駆け巡っていたのですが、吹き付ける風に負けそうになりつつ調査を完遂して「やれやれ」と思っていたら、愛用している帽子がその風に吹き飛ばされて、駅のホームを転がり、線路上に寝転んでしまいました。

駅員さんに慌てて「取ってください」とお願いしたところ、頭髪のアタッチメントを装着していらっしゃるおじさんが出てきました。そのおじさん、マジックハンド(?)を取り出してきて、帽子をうまく拾い上げると「風強いから気をつけてね」と、少々キレ気味に言い残して去って行きました。おじさん、それのせいで説得力ありすぎだよ、などと思いました。

 

 


時間を名乘る天使 - Cymbals

 

久しぶりにCymbalsを聴いています。思えば、昨年の選考会で落ちて以来、ロクに聴いていませんでした。まあ別に落ちたのが原因というよりも、曲の趣味趣向が変化しているってのが大きいですけどね。

 

それで、昔はRALLYとかMy Brave Faceのように渋谷系!シンバルズ!みたいな曲を好んで聴いていたのですが、今はもうちょっと静かな曲が好みです。上にあげたこれとかシューゲイザー風味でいいですね。

何でこんな曲名なのかなー、って考えたんですけど、土岐→トキ→時→(時間)なのかな。だとしたら沖井さんも相当アレですね、いいセンスしてますね。Cymbalsが再結成しない理由の一つなのかもしれないです。(偏見)

 


TWEEDEES「美しい歌はいつも悲しい」MV【公式】

 

これ、コード進行は「これ最近ハマってるんだろうな…」っていうものなんですけど、ドラムパターンは結構驚きましたね。もう少しこの方向のアレンジを深めていったらもっと清浦さんの声ともハマりそうな気はします。やりたいなこれ。

 

Twitterでもちらっと見かけたけど、楽曲の作曲者だけではなくて、編曲者にはみんなもう少し注目してもいいんじゃないかな、と思います。尤も音クラの方々はバンド好きな人が多いので、無意識下で編曲者にも注目して聴いている人が多いと思いますが。(バンドは概してコンポーザーとアレンジャーとプレイヤーが一致しているため。)メロディラインに対してのコードの当てはめ方なんて無限大にあるし、楽器の置き方とか、内声の組み方とか、編曲の作業が一番大変なんじゃないかなと感じることが多いです。

逆に言えば、編曲ではメロの良さ、強さは変わらないので、両方とも高水準である必要はありますがね。

 

 

今日は、話したい人と話せたし、映画も観たくなったし、寒かったけど楽しい一日でした。ぼくの知らないことを、沢山楽しそうに解説しつつ話してくれる人は大好きです。何にでも興味を持ってしまうタチなので、安易にベラベラ喋りかけて欲しいです。

曲書いて、これ↓聴いて寝ます。


夢のあと (Yume no Ato)

 

今日はここまで。

 

シンプル

卒業論文が進まなくてなかなか辛いです。

さらにiPhone6 plusの画面が割れてしまって辛いです。もう直しましたけどね。

 

ということで今日はとりとめのない話をしようと思います。(いつもとりとめはありませんが。)

 

僕は仏車党です。シトロエンルノープジョーが大好きです。なので、最初に乗る車はコンパクトで可愛い仏車と決めております。コンパクトな欧州車だとワーゲンのポロとか、アルファのミト、フィアットの500とか、あとはミニクーパーとかメジャーな自動車が群雄割拠しております。

フランス車はそんな中でも異彩を放つものだと、僕は思います。

フランスの路面は石畳が多いから、サスペンションとか椅子とかの作りがすごく良いらしいです。特にプジョーの乗り心地の良さは、ロゴマークになぞらえて「猫足」なんて表現されたりしています。にゃーん。

あとモータースポーツもすごく盛んで、WRC見てても、F1見てても結構強いです。素敵なお国ですねフランスは。

 

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か、可愛い〜〜〜〜〜〜好き〜〜〜〜〜

(画像は長野県上伊那郡箕輪町にあるスタイルカーズ様のブログより勝手に持ってきました。何かあったら消します。)

 

ルノーのトゥインゴって車です。今は3代目が現行モデルかな?ドイツのメルセデスベンツの傘下(ダイムラーの傘下に当たるのかな……。)、スマート社のフォーフォーって車とプラットフォームを共有してるらしいです。

この写真のトゥインゴは初代の前期型で、1998年生まれらしいです。極めて軽いボディに、へなちょこな1148ccOHVエンジンを積んで、スイスイと街中を駆けていくような、素敵な車です。日本のコンパクトカーは5ナンバー枠を考慮して設計されているので、こんな自動車はおそらく作ることができないでしょうね……。日本に輸入されてるのに左ハンドルしかないっていう潔い仕様もなんか、良いですね。

 

楽器でも車でも音楽でも、なるべくシンプルなほうが良いですよね。僕が思うに、「シンプル」ってのはミニマルであることというよりも、軸となっている思想とか、哲学みたいなものの方が重要なんですよね。

例えば、僕の使っている6弦ベース。個人的にはあれ結構シンプルだと思うんですけれど、多分多くの人は「シンプルじゃない!」と思うんじゃないでしょうか。ベースは4弦が基本で、多弦はゴテゴテしてシンプルじゃない、とか。アクティブベースはプリアンプがついてて邪道、とかとか。

でも考えようによっては非常に合理的な楽器なんですよ。管楽器とかとセッションするときはキーがEs(E♭)になったり、ポップスだとキーがDの曲が多かったり、4弦じゃ足りない場面がしばしばあります。そんな時でも一切チューニングをいじらずに演奏できる、演奏のみに集中できることはかなり大きなメリットです。プリアンプも耳がいい人はすぐに適した音色に調整できるので、便利です。

そんな風に、使用者の哲学とか、メーカーの思想とかが上手に反映されていて、そこに特化している、余分なものがないものこそ「シンプル」なものなんじゃないかなあ、などと常々思っております。

 

 

 

ま、早く車を買いますね。買ったら海に行って彩雲を見たいな。

 

 

今日はここまで。

 

骨格

たまには自分が作った曲の話でもしますか。

 

soundcloud.com

 

これはピアノと2本のギターで構成されています。

コード進行は忘れたけど、キーがEメジャーでディミニッシュコードがたくさん入っています。僕はディミニッシュコードが大好きです。dimは短3度ずつ音を積み重ねて作ったコードで、それ単体で聴くと不安定で不快に感じるようなコードです。まあこれをスパイスとして使ったり、たまにメインで使ったりして面白い曲を作ろうとしています。

曲の後半では、歪んだギターが重ねられています。ノイズで空間を埋めてみました。ファズとテープエコーが強めに掛かっています。なぜかピアノの音とノイズは相性いいんですよね。この曲はメロディが綺麗に響いていると思います。

 

soundcloud.com

 

これはギターが複数本、ベース、ドラムが2つ、パーカッション、あとメロトロンが入っています。メロトロンとはテープに録音された音源を鍵盤を打鍵することで再生する、まあいわばサンプラーのような楽器です。サンプル元はフルートとバイオリンらしいです。

これはドリームポップとかシューゲイザー風味なものにしたくて作りました。ドラムにディストーションをかけたり、エンディングはディレイを発信させたりと、ちょっと実験してみました。コードは4つだけで、キーはCメジャーです。いい感じにdimコードも入れてふわふわさせています。メロディは存在しないので、聴いてくれた人の頭の中で適当に思い浮かべてみるのもいいかもしれないです。

 

soundcloud.com

 

これはバンドサウンドを意識して作ってみました。あと12/8拍子の曲を作りたかったので、それも。ギターは多分3本、ベース、ドラム、あと歪ませたオルガンが入っています。

キーはC#メジャーですが、時折転調します。これはテンション多めに入れたコードを歪ませるとどうなるか、を実験したくて録音してみました。1:57からのコード進行ですが、

 

E♭m79 → G#7(♭13) → C#M79 → B♭7(♭13) → E♭m79 → F7#9 F7♭9 →B♭m7 → B♭7

 

と続いていきます。聴いた感じは意外と自然に聞こえるんじゃないかなと思います。また、一番最後のギターのフレーズはトライトーンの代理和音を用いてたり(E♭m79→D7#9→C#M7)、色々試しています。

いずれはバンドでもやりたいので、メロディはゆっくり練って考えていきたいです。

 

 

こんな感じでこの3日間で作った曲を並べてみました。録音が粗だらけだったりするけど、そこはまあ味ということで……。

 

こうやって作ってみるとメロディを生む難しさを感じます。

あとバンドやりたいですね本当に。

本をよく読む人(歌詞書いて欲しい)で、声が良い人(歌のうまさは練習でどうにかなるけど声質は変えられないので)で、ちょっとだけ楽器(鍵盤でもギターでも)が弾けるような女性ボーカリストがいたらいいんですけれどね、なかなか。いつか組んだ時のためにバンドで演奏できるような曲をモリモリ書きためております。

が、モチベーションにも関わってくるので、我こそはというような方がいらっしゃったら、ぜひご連絡お待ちしております……。(宣伝して締めくくってしまった。)

 

 

 

今日はここまで。

 

 

ノーツ

 最近、OmmWriterというテキストエディタを購入しました。タイプ音やBGMが設定でき、何よりもUIが美しいです。本当に「文章を作成する」ことに特化していて、便利な機能などは一切ありません。だけど、それがとても心地よいです。Macをお使いの皆さんは是非導入してみてください。(何故か中華フォントになっちゃう時もあって、それがかなりの不満点ではあるのですが。)

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背景も選べます。冬が好きなので冬にしています。

 

 BGMがかなり秀逸でして、アンビエント系のものや、海の音、焚き火の音などがあって、僕は大体雨の音にしています。こうやって環境音に耳をすませてみると(本来は集中力を高めるものだから耳をすませちゃダメなんだけど…)、なんというか、どんな音楽にも勝るような心地よさを感じます。

 

 

 

ダニエル・クオンの「ノーツ」をApple Musicで

 一曲目からサンプリングで様々な素材が使われております。個人的にはビートルズの「The End」のポールのピアノのフレーズが演奏されているところが好きです。全体的にはミニマルな演奏でまとまっていて、さらっとしたボーカルと合わさってかなり聴きやすいと思います。

 何がいいって、曲中にいい具合に散りばめられた色々な音ですね。コード、メロディは比較的動きの少ないものですが、例えば、5曲目では卓球の音(多分)が使われていて、リズミカルに演出しています。

 

 

 

https://youtu.be/ttExkS1g4MA


Daniel Kwon / "A Tiger's Meal" - SLEEPERS FILM

 

素敵だな……。

 

 

 環境音はなんていうか、曲にリアリティが生まれるので用いられるのではないでしょうか。

 昔は楽器の音だけで構成されているものが好きだったんですが、趣味は変わりますねほんと……。


Toninho Horta e Nelson Faria | Manoel, o Audaz

 

これ聴きながら寝ます。

 

 

 

今日はここまで。

 

 

 

 

Human Nature

 今日は珍しく、現代ジャズを聴いています。(現代ジャズがよくわかっていない。)

 


Vijay Iyer Trio: NPR Music Tiny Desk Concert

 

Vijay Iyer (ヴィジェイ・アイヤー)というNYのピアニストです。素敵です。

とある後輩から「Abletonマジでいいっすよ」という助言を受けたのでインストールしてみました。が、どんな風に手懐けていくべきか全くわからなかったので、とりあえずどんなアーティストが使っているのか調べてみました。tofubeats氏とかSkrillexが使っているのは知っていたので、エレクトロとかEDM界隈の人に特化したソフトなのかと思っていました。(実際それも間違いではないのですが)

 しかし、使用アーティストの中にこのヴィジェイ・アイヤー氏が名を連ねていたのです。気になって聴いてみて、「超カッケーーー」となってずっと流しております。

 こういう風に細かく構築された音楽は大好きです。その中に即興性があるともっと好きです、そんなバンドがやりたい。当面はAbleton Liveと仲良くして、Garagebandで作った曲を元にビートメイクしたりできたらな、と考えてます。

 

 僕が、「細かく構築されたもの」が好きなのは、音楽に限った話ではなく、様々なジャンルにおいて、そのような感情を抱きます。例えば、自動車のエンジンの設計であったり、飛行機の翼、建築、機械式腕時計、あとは写真や絵画であってもその構図や制作技法などに深く感銘を受けたりします。

 加えて、人間の手が加わっていない、構築されたものも大好きです。自然が生み出した秩序というか……。高校生の頃はバイオテクノロジーの分野に進もうと思っていたくらいです。

 精密にできているものの美しさは、秩序と、その裏側にある、バランスを少しでも崩したらダメになってしまう儚さにあると思います。シトロエンの画期的なハイドロニューマチックというサスペンションシステムは数十μmの誤差も許さないほどの繊細さだったそうです。(そのせいで故障が多い。)しかしその乗り心地は、他の追随を許さないものだったとか。

 

ヒトの身体も複雑さと儚さを内包していると感じます。5月に父方の祖母を亡くしましたが、今度は母方の祖父の調子が悪いようです。脳に異常なタンパク質が蓄積していってしまって、脳がスポンジ状になり、もうあと少しの命だとか何とか、と現実感のない話を聞きました。タンパク質のコードミスなんて、人間の体全体で見たらそれこそ数十μmか、いやもっと微小な世界の話なのに、バランスを崩して複雑な構造を奪い去ってしまうんですね。

 僕が大学に入学してからずっと大学近所の有名とんかつ屋に行きたい、駐車場はあるか、連れて行け、と話してくれた祖父。先々月会った時に休業したと伝えるとかなり残念そうにしていました。今はもう目も見えていないし話すこともできないそうです。

 月並みですが、後悔のないように行動することを心がけていきたいですね。

 

 音楽を聴いて何とかやっていってるこの頃です。


Vijay Iyer Trio - Human Nature

 

 

今日はここまで。